深山幽谷といっても過言ではないような地域から流氷が接岸するオホーツク海まで、多様な自然を内包しているのがここ北見市。広さは1,427平方キロメートルで北海道第1位。全国4位と広大な面積を誇ります。
また人口が約13万人とやや多いため、デパートや映画館などの娯楽施設も豊富。ある程度の利便性と深い自然の両方を満喫することができる、北海道移住を夢見る方にとって実に住みやすく生活しやすい土地柄です。
北見市北部の常呂自治区はオホーツク海に面しています。左の写真1は、常呂自治区に隣接するサロマ湖の観光地『ワッカ原生花園』で、300種類以上の原生植物が咲き乱れる自然の花園。オホーツク海に沈む夕陽を眺めることもでき、本州からいらっしゃる方にも人気の観光地です。
写真2は説明不要の『流氷』です。水平線の向こうまで真っ白なその風景は、慣れているはずの私たちでさえ見惚れてしまう美しさ。もちろん防寒装備は万全にしておかないと、寒くて見ていられませんのでご注意を。
生活のメインとしてお勧めなのはやはり北見市の中心部。ポスフール(左の写真3)やイトーヨーカドーなどの大型スーパーはもちろん、大手の家電量販店も軒を連ねており、生活に不自由することはありません。
また市の中心部以外は実に閑静で車通りも少なく、シーンと静まり返った静かな夜を過ごすことができます。
北見市の南部〜西部は深い山々に囲まれており、西部の留辺蘂自治区には温泉も湧き出ています(左の写真4)。中心部に比べて気温も非常に低く、運が良ければ川面に発生するダイヤモンドダストも見られることでしょう。
北見市の西端は北見と旭川を繋ぐ『石北峠(左の写真5)』に通じています。冬季は猛吹雪で峠が通行止めになることもあるなど、北見でも特に自然の厳しい地方です。